「ヨナタンの友情と契約」
Ⅰサムエル記 20章11~17節
ヨナタンはダビデに言った。「さあ、野原に出ましょう。」こうしてふたりは野原に出た。ヨナタンはイスラエルの神、【主】に誓ってダビデに言った。「あすかあさってかの今ごろ、私は父の気持ちを探ってみます。ダビデに対して寛大であれば、必ず人をやって、あなたの耳に入れましょう。 もし父が、あなたに害を加えようと思っているのに、それをあなたの耳に入れず、あなたを無事に逃がしてあげなかったなら、【主】がこのヨナタンを幾重にも罰せられるように。【主】が私の父とともにおられたように、あなたとともにおられますように。 もし、私が生きながらえておれば、【主】の恵みを私に施してください。たとい、私が死ぬようなことがあっても、 あなたの恵みをとこしえに私の家から断たないでください。【主】がダビデの敵を地の面からひとり残らず断ち滅ぼすときも。」 こうしてヨナタンはダビデの家と契約を結んだ。「【主】がダビデの敵に血の責めを問われるように。」 ヨナタンは、もう一度ダビデに誓った。ヨナタンは自分を愛するほどに、ダビデを愛していたからである。