『ただひとり大いなる不思議を行われる方に。主の恵みはとこしえまで。』詩136:4
2019年も残すところ、僅かとなりました。今年一年を振り返り、どんな恵みがあったか、静かに思い巡らす時を持ちたいものです。
深川教会に与えられた標語聖句は『共におられる主の救いを見よ』(Ⅱ歴代20:17)でした。信仰は、目に見えないものを確信させるものですが、主の救いは「見える」ものです。与えられたみ言葉は、どう成就したのでしょうか。
今年、隣接地カナン・プロジェクトがスタートしました。教会の間口が広がり、本当にアクセスしやすくなりました。それに伴い、これまで以上に、多くの方が教会に足を運んで下さいました。バザー、オープンカフェ、おたのしみ絵画教室、ファンファンシリーズも、イングリッシュから始まり、チャイニース、ジャパニーズ、そして、来年はフィンランド、インディアが予定されており、バリエーションが豊かになって来ています。
信徒の皆さんの祈りと、大きな犠牲を払って捧げてくださった献金が、宣教の為に豊かに用いられるのを見ることができるのは、大きな喜びです。これらのことは、まさに「水を汲みし僕」の特権でしょう。
しかし、これは、始まりに過ぎません。主の御業は、これから、ますます進展して行きます。Ⅱ歴代20:17の後半には『恐れてはならない。・・・あす、出陣せよ。』と言われています。私達は、今年、主の救いのほんの一部を「見せて」いただきました。しかし、「全部」ではありません。神さまは、ヨシュアに『占領すべき地は非常にたくさん残っている。』と言われました。
私達キリスト者は、信仰の目を上げて、前に向かって進み行くのみです。神様は、ただひとり大いなる不思議を行われる方であり、その恵みはとこしえにあります。アブラハムは、神さまから『わたしが示す地に行きなさい。』と言われ、信仰をもって踏み出しました。そして、約束通りに、祝福の基となりました。
一年の恵みを数え、主に感謝を捧げ、2019年を後にして、信仰と希望をもって、新しい年に踏み出したいと思います。来る年、何が待っているのでしょうか。主に期待して、信じて、進ませて頂きましょう。
☆2020年の元旦礼拝は、1月1日(水)午前11時~12時です。神さまの祝福を頂いて、スタートしましょう。お待ちしています。